アメリカでの生活に疲れたボウイは1976年ヨーロッパに帰還、マスコミを遠ざけるように壁の街ベルリンのスタジオにブライアン・イーノと共に閉じこもり、エキセントリックな傑作となるこのアルバムを製作した。ジャーマン・テクノ的なシンセサイザーを多用したサウンドが荒涼とした冷たく暗い雰囲気を作り出す独特の雰囲気の作品になった。アルバム前半においても詩は極力シンプルで少ないが、<8>以降は言葉さえ存在しないインストに突入。無国籍的というか異次元的でさえある圧倒的な世界が展開される。(麻路 稔)
アメリカでの生活に疲れたボウイは1976年ヨーロッパに帰還、マスコミを遠ざけるように壁の街ベルリンのスタジオにブライアン・イーノと共に閉じこもり、エキセントリックな傑作となるこのアルバムを製作した。ジャーマン・テクノ的なシンセサイザーを多用したサウンドが荒涼とした冷たく暗い雰囲気を作り出す独特の雰囲気の作品になった。アルバム前半においても詩は極力シンプルで少ないが、<8>以降は言葉さえ存在しないインストに突入。無国籍的というか異次元的でさえある圧倒的な世界が展開される。(麻路 稔)
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